初めて現場に立ち入り、目視調査を行う上で、このインスペクションは非常に重要な作業になります。
ここでのレポートが後の防除計画やお客様の希望する防除法の基礎になります。
■ない場合はどのような入室マニュアルがあるのか確認します。
■隙間がないか?壁の材質は何か?
■冷蔵パネルなのか?耐火ボードなのか?タイルなのか?(材質一つでもどんな昆虫が発生しやすいか見当が付きます。)
■石膏耐火ボードだったら、湿気に弱いので黒カビが発生の有無を確認します。
■床面と壁面の隙間はどのような処理がしてあるかを確認します。
■ステンの幅木かどうか?床面の材質は?
問題のない材質で構成されていれば害虫のハザードは起きにくいので消去していきます。
■どこから流れてどこに溜まるのか?(グレーチングの配置で排水系害虫のおおよその見当(対策)がわかります。)
■各製造工程での機械設備の確認
■包装資材庫の調査
■保管方法を確認
包装資材は害虫搬入の大きな要因になります。
■コンセントの位置、窓や出入り口のサイズ、部屋の間取りを確認
■建物の外壁の材質は?構造体は?(RC?鉄骨ラーメン?木造?)
■ギャベッジルーム設置の確認
■鼠穴になりそうな部位は無いか?害虫が潜みそうな空間がないか?
建物外周の地理的条件を確認