昆虫検体を同定し、所属する分類体系を調べ人的環境の有無を推定します。
また、混入経路の推定も行います。
防除法の構築過程において、まずは対象種の個体群動態(集団全体の振舞い)を把握する必要があります。 その上で適切な手段を総合的に講じる防除手法(総合的害虫管理(IPM))を取り入れます。
また、製造工場等のクライアント様におきましては、虫等の異物混入は業務を行う上で最もプライオリティの高い厳重項目と思われますが万が一、 異物混入の際の対象物の同定作業は、確かな技術且つ低価格で多くの鹿児島県下の企業様より御好評頂いております当社へお任せください。
粘着テープ等でトラップを仕掛け、引っ掛った検体を調べます。
粘着トラップに引っ掛った検体
虫体にはカタラーゼという酵素が存在し、過酸化水素水に虫を浸した場合、酸素ガスと新たな水が発生し泡が出ます。
しかし、加熱などの加工が加えられた場合、生物体内のカタラーゼという酵素の働きが失われるます。
この泡の有無を利用し、製品に混入した昆虫死体などが工場での加工以前に混入したものか、あるいは以後に混入したものかを判定し
混入経路を推測します。